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健康な歯を維持するために必要なビタミンとは?

2025年04月12日

こんにちは
医療法人志尊会 理事長の市場亮志です。

歯の健康を守るためには、毎日の歯磨きや定期的な歯科検診が欠かせません。しかし、それだけでは十分とは言えません。実は、歯や歯ぐきは食事から摂る「栄養素」によって作られ、日々守られています。中でもビタミンは、歯のエナメル質や歯ぐきの組織を強化したり、むし歯菌や歯周病菌に負けないお口の環境づくりに深く関わっている重要な栄養素です。逆に、ビタミンが不足すると歯が弱くなったり、歯ぐきが腫れやすくなるなど、トラブルの原因にもなります。

今回は、歯の健康に特に関係の深いビタミンの働きと、効率よく摂れる食品についてわかりやすく解説します。

■ ビタミンA(エナメル質と粘膜を守る)
ビタミンAは、歯の表面を覆う「エナメル質」の形成に関わり、むし歯に強い歯を作るために必要です。また、口の中の粘膜を正常に保ち、細菌やウイルスの侵入を防ぐバリア機能を高めます。不足すると口の中が乾きやすくなったり、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。

多く含まれる食品:レバー、にんじん、ほうれん草、卵黄、かぼちゃ、乳製品


ビタミンC(歯ぐきの強さに直結)
ビタミンCは、歯ぐきの健康に不可欠なコラーゲンを作るために重要な栄養素です。丈夫な歯ぐきを保つことで歯周病予防につながります。不足すると、歯ぐきが腫れたり、出血しやすくなったりといったトラブルが起きやすくなります。ストレスや喫煙で消費されやすいため、意識して摂ることが大切です。

多く含まれる食品:レモン、オレンジ、キウイ、いちご、ピーマン、ブロッコリー


ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)
カルシウムをしっかり歯や骨に届けるために必要なのがビタミンDです。むし歯に強く、丈夫な歯を維持するために欠かせません。日光を浴びることで体内でも合成されるため、適度な屋外活動も大切です。現代人は不足しやすいと言われているので、意識的に摂取しましょう。

多く含まれる食品:鮭、サバ、いわし、きのこ類、卵黄


ビタミンK(歯の再石灰化を促進)
ビタミンKは、失われたエナメル質を修復する「再石灰化」を助けます。また、血液を固める作用があるため、歯周病などで出血しやすい方にも重要です。ビタミンDと一緒に摂ることで、カルシウムの働きをより高める効果が期待できます。

多く含まれる食品:納豆、ブロッコリー、ほうれん草、チーズ、海藻類


ビタミンB群(口内炎や舌の炎症を予防)
ビタミンB群は、粘膜の健康維持や新陳代謝に深く関わります。不足すると舌がヒリヒリ痛んだり、口内炎ができやすくなります。特に疲れやストレスが多い方は消費量が増えるため注意が必要です。

多く含まれる食品:豚肉、レバー、納豆、卵、バナナ、全粒穀物


ビタミンを上手にとるコツ
・色の濃い野菜や果物を意識して選ぶ
・肉・魚・卵・乳製品をバランスよく
・和食の食材(納豆・海藻)も積極的に
・サプリは補助として活用(取り過ぎも注意)

 

まとめ
健康な歯を維持するためには、毎日のケアだけでなく、身体の中から歯を強くするための栄養が必要です。ぜひ普段の食事にビタミンを意識して取り入れ、むし歯や歯周病に負けない強い歯・健康な歯ぐきを育てましょう。そして、定期的な歯科検診を組み合わせることで、お口の健康を長く保つことができます。

当院には管理栄養士も在籍しており、栄養面からのご指導も行っております。ご希望の方はぜひお気軽にお声かけください。

 

 

 

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