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電動歯ブラシと普通の歯ブラシ どっちがいい?

2022年08月10日

こんにちは
医)いちば歯科医院  院長の市場亮志です。

今回は患者さんからよく質問される内容について解説致します。


皆さんは、どんな歯ブラシを使っていますか?

電動歯ブラシを使っている方、普通の歯ブラシを使っている方、様々かと思います。

ここでは、それぞれの歯ブラシのメリットとデメリットを比較していきましょう。


①電動歯ブラシとは?

普段は「電動歯ブラシ」とひとくくりにされていますが、実は回転数によって3種類に分けられます。

「電動歯ブラシ(高速回転タイプ)」、「音波歯ブラシ」、「超音波歯ブラシ」の3つです。

回転数は、以下のようになっています。

 ・電動歯ブラシ(高速回転タイプ)→3千~7千回

 ・音波歯ブラシ→2万~4万回

 ・超音波歯ブラシ→120万回以上

主に使われるのは、電動歯ブラシ(高速回転タイプ)と、音波歯ブラシです。

超音波歯ブラシは一般的には使われていません。

 

 

 

 

 

 

 

 


②電動歯ブラシのメリット

メリットは、主に3つあります。

 ・誰でも簡単に汚れを落とせる

 ・効率がいい

 ・疲れない

手で動かす歯ブラシと比べて、圧倒的に効率がいいです。

短時間で歯垢を多く取ることができ、手を動かす必要がないので、疲れないことも大きなメリットとなります。

さらに、電動歯ブラシは高齢者の方や、力の弱いお子さんにもおすすめです。握る力が小さくても、軽くて手にフィットするものを選べば簡単に磨けてしまいます!


③電動歯ブラシのデメリット

良いことばかりのように見えますが、デメリットもあります。

 ・比較的高価

 ・電池、電力が必要

 ・歯や歯茎を傷つける可能性がある 

電動歯ブラシ本体の値段は一般的に、数千~数万円します。

ブラシのついている先端部分(ヘッド)は交換が可能なので、本体は頻繁に買い換えなくていいとはいえ、手が出しにくい金額ですよね。

さらに、ヘッドは数百円するので、消耗品であることを考えると、お高いお買い物になります。

ただ、先端部分は付け外し可能なので、家庭に1台で大丈夫です。

そして、1番大切なのが、歯や歯茎を傷つける可能性があることです。

パワーの強いヘッドや、合わないヘッドを使っていると、歯や歯茎を傷つける可能性があるのです。

強く力が入っていたら、止まる、ランプがつくなどの便利な機能があるものも販売されています。


④普通の歯ブラシのメリット

 ・簡単に手に入る

 ・とても安い

 ・さまざまな種類から選べる

歯ブラシは、毛先が広がっていなくても、使っているうちに劣化していきます。歯垢を落とす力が弱まるのです。

安くて簡単に手に入るので、月に1回の交換頻度でも、気軽にすることができます。

毛先がフラットなもの、山切りのもの、先端が細くなっているものなど、メーカーによってさまざまな種類があり、選ぶことができます。

また毛先の種類だけでなく、年齢や症状によっても使い分けることができます。例えば乳児用、学童期用、歯周病用、奥歯用などの種類があります。歯磨きの目的や使う人によって簡単に使い分けられるのも手で動かす歯ブラシのメリットでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 


⑤普通の歯ブラシのデメリット

 ・しっかり磨くには技術が必要

 ・磨くのに時間がかかる

さまざまな種類から選べる歯ブラシですが、しっかり磨くには技術が必要です。

特に奥歯は、磨き残しやすい部分になります。

同じ歯ブラシを使っていても、人によって歯垢の落ち方が異なってしまいます。

そして、時間がかかります。

時間の面では、電動歯ブラシには勝てません。


⑥最後に

電動歯ブラシ、普通の歯ブラシ。どちらが良いか、一概には言えません。

いくら最新型の電動歯ブラシを使っていても、正しく使えなければ歯垢は落ちません。

正しい歯磨きの仕方や歯ブラシについてお悩みの際は、いちば歯科医院へお越し下さい。患者様に適したものをご紹介させて頂きます。

 

子供の歯ぎしりについて

2022年07月01日

こんにちは
医)いちば歯科医院 院長の市場亮志です。

今回は、最近お母さん方からよくご質問をうける「子供の歯ぎしり」についてご説明します。

「子供が夜中歯ぎしりをしているのですが…」「歯ぎしりで歯が削れているのでは?」など、心配する声を聞くことがあります。

放置しても大丈夫なのか、歯科医院で治療を受けた方がいいのか、心配な方はぜひ参考にしてみてください。

【歯ぎしりは子供のうちなら自然なこと】

顎の関節の可動域が広いことや、乳歯が抜けたり永久歯が生えたりと、変化が激しいことによる影響で歯ぎしりが起きます。

多くの子供に見られることなので、過度な心配はしなくて大丈夫です。

成長とともになくなっていきます。

なくならなければ、歯科医院を受診してください。

【歯ぎしりが起きていたら注意すべきこと】

過度な心配はしなくて大丈夫と言いましたが、注意すべきこともあります。

1つ目は、睡眠です。

日本の多くの人は、睡眠時間が足りていません。

健康のために必要とされる睡眠時間は、未就学児だと10〜13時間、小学生だと9〜11時間、中学生は8〜10時間です。

・大人だけではなく、子供も睡眠時間が短い

睡眠の質も大切

・ただたくさん寝るだけではよくない

・電気がついたままのお部屋や、テレビの音が聞こえてくるお部屋では睡眠の質が低下してしまう

・スマホやタブレット、ゲーム機などのブルーライトも睡眠によくない

・睡眠の質を高めるため、ゲームを早めにやめてもらうなどの工夫が必要

等が問題とされています。

 

2つ目は、ストレスです。

人は、ストレスを感じると体調を崩すことがあります。(子供の歯ぎしりも同じ)

子供は大人に比べて活動範囲が狭いです。遊びに行く範囲を考えてみれば、大きく違うのが想像しやすいでしょう。そのため、子供は大人よりもストレスを感じやすいのです。
ですからストレスを感じさせないように、イライラさせないようにする配慮が必要です。

ストレスを避けるだけではなく、ストレスを乗り越えられるように親御さんが手助けしてあげることも子どもの健全な成長につながります。具体的に言うと、褒めることが効果的!

今は多くの習い事があり、たくさん掛け持ちしている子供も多いですが、毎日習い事をしている子供の方が歯ぎしりをしている傾向にあるとの研究結果も出ていますので、あまり無理をさせない程度に習い事の日数を決めてあげてください。

 

【歯ぎしりで歯が削れたらどうする?】

乳歯は永久歯に比べてやわらかく、削れやすいです。なので、歯ぎしりによって削れてしまうことも珍しくありません。前歯の先をよく見てみると、以前と比べて平らになってしまっていることがあります。それはおそらく歯ぎしりの影響です。

しかし、あまり心配しなくて大丈夫です!痛みがあるケースは少ないです。
もし痛みがあれば、適切に処置をしてもらうために歯科医院を受診してください。

必要があれば、プラスチックの詰め物や、歯が削れるのを防ぐマウスピース、コーティング剤を塗るなどの処置が行われます。

 

【まとめ】

規則正しい生活と睡眠の確保によって歯ぎしりは減ります。

夜食の習慣がある子供は、今のうちに止めさせたほうがよいでしょう。

肥満予防と歯磨き

2022年05月29日

こんにちは
いちば歯科医院 院長の市場亮志です。

今回は歯磨きと肥満予防の関係についてお話しします。

 

歯磨きは、虫歯や歯周病予防などの為だけにするものだと思っていませんか?
実は近年、ダイエットにも効果があることが注目されつつあります。 我慢しないでダイエットができるとしたらうれしいですよね。しかし、それはなぜなのでしょうか。

歯磨きと歯周病、ダイエットとの関係をまとめてみました。

・炭水化物の摂りすぎを防ぐ

・濃い味付けのされた食べ物の食べ過ぎを防ぐ

・無駄食いの防止

・歯周病を防ぐことが糖尿病を防ぐことにもなる

 

【 炭水化物の摂りすぎを防ぐ 】

歯が歯周病になり、固いものが食べられなくなると、必然的にあまり噛まなくても食べられるお米やパン、麺類を食べる機会が増えます。

しかし、お米や小麦などには炭水化物が多く含まれます。

低糖質ダイエットがあるように、炭水化物の摂りすぎは肥満に繋がります。

また、噛まないことで早食いになり食べ過ぎになりがちですが、歯が健康ならしっかり噛むことができ満腹中枢も刺激されますので、それによって食べ過ぎを防ぎ、ダイエットにも繋がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

【 濃い味付けのされた食べ物の食べ過ぎを防ぐ 】

十分に歯磨きをして、口腔内を清潔にしないと、舌苔が生じやすくなります。すると、舌にある味覚を感じる味蕾の働きを妨げるため、濃い味付けのものを好みやすくなってしまいます。

また、濃い味付けのものばかり食べていると様々な病気を引き起こす原因にもなります。

これは、歯磨きとセットで適度な舌磨きをすることで防ぐことができます。

 

【 無駄食いの防止 】

食後の歯磨きを習慣化することで、「歯磨きをした後に食べるとまた歯磨きしないといけない」という心理にさせ、食事以外で食べるのを防ぐことができます。

歯磨きの習慣化だけで、虫歯や歯周病など口腔内のトラブルを防ぎ、ダイエットにも繋がるなんて、お得な話ですね。

 

【 歯周病を防ぐことが生活習慣病を防ぐことにもなる 】

「歯周病を防ぐことがどうして生活習慣病を防ぐことにもなるの?」と思われたかも知れません。

歯周病も生活習慣病のひとつではありますが、歯周病から同じく生活習慣病の糖尿病や脂質異常症を引き起こす原因になります。

例えば、歯周病菌はインスリンの働きを弱めてしまうため、糖尿病にかかりやすくなってしまいます。

(歯周病と糖尿病の関係については過去のブログでも触れています)
 ⬇︎

https://www.icb-6480.com/tips/1598.html

 

食事をよく噛まない+濃い味付け+歯周病菌によってインスリンの働きが弱くなれば、「歯周病と肥満」から「歯周病と糖尿病」に進行してしまう可能性があります。

こうならないためにも、歯磨きはとても大事なものだと思えてきますね。

 

最後に、歯周病は食後の歯磨きで防ぐことができる病気です。

また、「口腔内の健康が、体の健康に繋がる」とも言われています。

近年では、10歳以上の子どもの2人に1人は歯周病の初期段階とも言われています。

歯磨きをして、健康な体で楽しい生活を送りたいですね!    

 

 

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