歯医者で働く、子どもを持つママ達のブログ

2022.01.31離乳食について

こんにちは! 管理栄養士のかめたにです。

今回は離乳食についてお話ししていきたいと思います。
歯医者で食事指導?と思われるかも知れませんが、お口の健康を保つためには食事の指導は欠かせません。
この機会に子供さんだけでなく親御さんもぜひ当院の管理栄養士による食事指導を受けてみてください!

初めての子育て、初めての離乳食ってなんだか不安ですよね?
離乳食は、いつ頃から始めればいいのか、どのくらいあげたらいいのか?あげるペースは?などの悩みにお答えします。

”離乳食をはじめられるタイミング”
→具体的にいつから始めればいいのか、初めてのママは迷うと思います。だいたい始める頃は生後5~6ヶ月の約60日間の中で、赤ちゃんもママ体調の良い日に始めれば大丈夫です!そろそろ始めて大丈夫かな? と判断する赤ちゃんの基準としては、
・首や腰が座り、支えると座ることができる
・体調や機嫌が良い(旅行中、予防接種前後、体調不良の時は避けた方が良い)
・よだれが増えてきた
・大人が食べているのを見ると、食べたそうな姿をしたりじっと見つめてる
などです。

”離乳食をあげるペースはどうしたら良いのか”
→赤ちゃんがしっかり飲み込むまで急かさず待って次の一口を運ぶようにしましょう。
ここで大切なのは、赤ちゃんの様子を見ながら与える事。ママがペースを考えなくてもちゃんと赤ちゃんは自分のペースでしっかり食べてくれます。

”離乳食をあげても口を開いてくれない場合”
→赤ちゃんは今までママのおっぱいやミルクをのんできました。なので離乳食をいきなり出されても未知なる物!すぐには受け入れられないと思います。
なかなか離乳食を食べてくれない赤ちゃんに無理やり食べさせるのは絶対NGです!
こんな時はママが大きな口を開けておいし〜!!と明るく楽しく振る舞いながら食べるお手本を見せたり、赤ちゃんが好きなキャラクターの器や、スプーンに変えてみたり見た目を変えることも大切です。
赤ちゃんが食べてみようかな?と思えるようにしてあげましょう。

”好き嫌いをして苦味酸味のあるものを食べない時”
→赤ちゃんはミルクなどの甘い味になれてしまって野菜などちょっとでも苦味のある物を口にすると甘みを感じにくくなって、嫌がるようになってしまいます。
赤ちゃんは本能的にも甘いものを求める傾向があるとも言われてますので、出来るだけ薄味にしましょう。

”アレルギー反応にも注意する”
→初めて食べさせる食材は、アレルギー反応がでないか確認してください。
アレルギーに関しては個人差もありますが、何かある場合には医療専門家に相談をおすすめします。
特定アレルギーとしては27品目ありますが原因になりやすい3大アレルギーは牛乳、小麦粉、鶏卵です。
特にアレルギーの可能性がある新しい食材を初めて食べさせる時には、何かあった場合にすぐ医療機関に行くことができるように、平日の午前中に食べさせるようにしましょう。量は小さじ1くらいからの少量から始め、品目は1日1つにするようにしましょう。

今後も、皆様の疑問や悩みに少しでも役に立つ情報を載せていきたいと思っておりますので、ぜひご覧下さい。