2025.07.14生え変わり期の仕上げ磨きのコツ
2025年07月14日
乳歯から永久歯(大人の歯)に生え変わる6歳から12歳頃も、継続して仕上げ磨きを行うことが大切です。今回は、仕上げ磨きの時に気をつけたい体勢や、磨き方のコツをお伝えします。
仕上げ磨きは1日何回?
毎食後に仕上げ磨きをするのは保護者の方の負担も大きく、大変です。1日1回、就寝前には丁寧に仕上げ磨きを行うような習慣をつけましょう。
仕上げ磨きの体勢
お子さまが立ったままの状態で、覗き込むようにして仕上げ磨きをしていませんか?この体勢では、奥歯や歯の裏側までしっかりと見ることができません。仕上げ磨きをするときは、保護者の膝の上に頭をのせて寝た状態が理想です。歯科医院の受診するときの体勢をイメージしていただくのがよいでしょう。この体勢であれば、全ての歯を満遍なく観察しながら磨くことができます。
仕上げ磨きのコツ
生え変わり期は、乳歯と永久歯が混在するため歯列に凹凸が生まれ、磨きにくくなります。そのような際でもしっかり磨けるようなコツをお伝えします。
歯ブラシを持っていない手を活用する
歯ブラシを持っていないほうの手で、頬の内側を引っ張ったり唇を排除します。これにより、磨きたいところに歯ブラシの毛先が当てやすくなります。特に、上唇と歯ぐきをつないでいる筋の部分に歯ブラシが当たるのを嫌がるお子さまも多いので、歯ブラシを持っていない手で上唇を持ち上げるようにしましょう。
奥歯を磨くときは口を閉じぎみにする
奥歯は特にプラーク(歯垢)が溜まりやすく、むし歯になるリスクの高い箇所です。奥歯の頬側を磨くときには、口をめいっぱい開けるのではなく、少し閉じぎみにして歯ブラシのヘッドを奥まで入れ込むようにすることがポイントです。特に、生えてきたばかりの6歳臼歯などは手前の歯に比べて低い位置にあるので、歯ブラシの毛先が確実に当たるように気をつけましょう。
力加減に要注意
一生懸命磨こうとするあまりに力を入れ過ぎると、歯ぐきを傷つけたり子どもが不快感や痛みを感じていやがることもあります。歯ブラシの毛先が広がらない程度の力加減で、軽く磨くようにしましょう。
まとめ
今回は、生え変わり期の仕上げ磨きのコツについてご紹介しました。毎日の仕上げ磨きは丁寧に行い、お子さまの歯をむし歯やトラブルから守りましょう。
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