
小児歯科 良くある質問
- 虫歯になりやすい子供となりにくい子供の違いはあるの?
- 乳歯はなぜ虫歯になりやすいの?
- フッ素って何?
- 歯並びにすき間がいっぱいあるのは問題ないの?
- 哺乳ビンはいつやめるのがいいの?
- 乳幼児の時期のブラッシングはどうすればいい?
歯や唾液の質、歯の生える時期や歯並びの状態などそれぞれの子供によって遺伝的な要因はありますが、一番大きな影響を与えるのはブラッシングがしっかり出来ているかどうかです。虫歯菌にとって糖分は最適な栄養となり、それを食べてネバネバしたプラークをつくり歯をとかしていくのが虫歯です。
ですから、プラークが歯に引っ付いている時間や糖分の存在時間が長ければ長いほど虫歯になりやすくなってしまうのです。虫歯になりやすい子は、常にモグモグお菓子を食べていたり、歯ブラシをきちんとしない子がほとんどです。おやつの時間を決め、食べた後はしっかり歯ブラシする習慣をつけましょう。
まず、永久歯にくらべて歯の質が軟らかく虫歯菌に対する抵抗性が低いからです。それに加え、
生えたばかりの乳歯は他の歯よりも背が低く食べ物がつまったままになりやすいという点もあげられます。
歯というのは生えてからゆっくり時間をかけて唾液中のカルシウムを吸収し強くなっていくのです。
ですから、未成熟な乳歯は非常に虫歯になりやすい環境におかれているわけです。
簡単に言うと、歯の質を強くする働きのある物質です。
ダイコンや魚、お茶などにも含まれている身近な元素で、体を構成する大事な物質の一つです。
現在では、水道水中にフッ化物を適量添加し、公衆レベルで虫歯予防を行っている国も増えているほどです。
フッ化物は定期的に(年に2〜3回)歯に塗ることで歯の質を強くし、
虫歯になりにくくする効果があります。特に生えたばかりの時期(乳歯、永久歯とも)は効果が大きいので、
是非この時期にはフッ化物塗布をお勧めします。
問題ありません。
永久歯の生えてくる時期が近づくと、その準備をするために顎が大きくなってきます。
あとから生えてくる永久歯のほうが大きいわけですから、バランスよく生え変わるためにはすき間があったほうがいいのです。
逆に、その時期になってもすき間がない場合は、歯が重なり合って生えてしまういわゆる乱杭歯になる可能性が高くなります。
だいたい1歳くらいを境にやめさせるのがよいでしょう。
それ以後の使用は、離乳や小児の自立心の発達を遅らせる原因になるからです。
哺乳ビンをくわえたままでないと子供が寝付かないと言うお母さん方もおられますが、
その使用方法が最も虫歯を作る原因になるのです。
口の中に乳汁や糖分が停滞した状態で何時間も過ごすわけですから、
虫歯菌にとってこれ以上のうれしい環境はなく「どうぞ虫歯菌さん。
歯をいっぱいとかしてあげてくださいね」と言っているようなものです。
子供がいやがっても、悪い習慣はできるだけすぐにやめましょう。
最初は歯ブラシではなく、ガーゼかコットンでやさしく汚れをふき取ってあげてください。
この時期は、赤ちゃんは何でも口の中に入れようとしますので、
歯ブラシをおもちゃ代わりに与えて歯ブラシになれさせるのも効果的です。
食事が終わったら歯ブラシを持たせるなどして自然とそれが習慣になるようにします。
この時期は歯磨きに慣れるのが目的です。1歳くらいから実際に歯ブラシを使い始めてゆきます。
歯磨きする時は子供をあおむけにし、頭をひざの上に乗せ、頭の上から口の中をのぞきこむようにして、
一本一本丁寧に磨いてゆきます。
子供によってはなかなかブラッシングさせてくれませんが、
歌をうたってあげたり、お母さんも一緒にブラッシングしたり、
うまくできたら褒めてあげたりして心地よい雰囲気を作ってあげることで次第にできるようになってくるでしょう。
できないからといってブラッシングをやめてしまうと、
虫歯を作る原因になったり、「いやがればやめてくれるんだ」と子供に思わせることになってしまいます。
乳幼児期の口のなかの状態はすべて母親に依存しているといっても過言ではありません。
根気よく頑張ってお子さんの歯を守ってあげてください。
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